大阪府看護学校協議会

会長あいさつ

会長 
奥田 尚美

 2023年度、鳥井元先生の後を引き継ぎ、大阪府看護学校協議会の会長をさせて頂くことになりました。社会福祉法人枚方療育園 関西看護専門学校の奥田尚美です。 大阪府看護学校協議会としての立ち上げから長きにわたり会長職を務めていただいた美原看護専門学校 前校長 鳥井元純子先生にまずは、お礼を申し上げさせていただきます。本当に有難うございました。お疲れ様です。 大阪府看護学校協議会は、組織的にも大変大きくなり、充実しています。 これは、大阪府下すべての養成所が一丸となり、お互いに切磋琢磨しながら培ってきた証であると思います。 少子化や大学志向の影響を受け、養成所を目指す学生さんたちが、神隠しにあったように減少する中で「高校教諭との交流会」を企画・運営し、まずはお互いを理解することから始め、「ホームページ」や「YouTube」の充実を図り興味をもってもらえるような取り組みなど皆で協力しながら運営してきました。 その結果、他県の協議会からも様々な用件でご依頼を頂けるようになりました。大阪府看護学校協議会の力は大阪府下に留まらず、日本看護学校協議会の中でも中心的役割を担う存在であり、協議会役員であった松下看護専門学校の前副学校長 水方智子先生が、日本看護学校協議会会長として2期目を担われていらっしゃることも大きな証かと思います。 私のような若輩者が、このような大役が本当に務まるのかどうか、不安でしかありません。しかし、大阪府医療対策課や大阪府看護協会を始め、様々な方々のご支援が今後も継続していただけると確信しております。 力不足ではありますが、柔軟性と機動力には自信があります。今後は皆様のお力を吸収させていただきながら盛り立てていきたいと思っております。どうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

前会長 鳥井元 純子

前会長 
鳥井元 純子

大阪府の看護教育、専任教員の質の向上の為、 関係各団体と連携協力し、活動してまいります。

 大阪府看護学校協議会は平成25(2013)年の設立以来、まる10年、今年11回目の総会を迎えることができました。これも会員の皆様方のご協力と関係機関の皆様のご支援のおかげと深く感謝申し上げます。 設立時から会長の大役をいただき、何とか10年間務めさせていただきました。特に設立してからの3~4年間は大阪府看護学校協議会の周知を図ることに重点を置き活動いたしました。役員や会員の皆様方とそのために何をするのか、どうすることが効果的であるのか試行錯誤しながら進んでまいりました。 大阪府、看護協会との連携を密に行い、相互に様々な協力を行える関係になりました。 大阪府看護功労者表彰の1名の推薦枠を本協議会が持てたことは看護教員の業務の評価に繋がることとして意義の大きいものであります。 又、専任教員養成講習会、臨床指導者養成講習会への協力を会員校の協力も得られるようになり、協議会として、教員や臨床指導者の育成に関わることができています。 令和元年度末から3年間のコロナ禍の状況の中で、各校が学校運営、臨地実習の工夫等、学生・教職員一丸となって乗り越え、その対応や工夫の共有を図り、協議会の会員として活動方法の工夫を行ってきました。各校の柔軟な取り組みが協議会の大きな力となったことは言うまでもなく、会の運営や研修会、交流会など活動を止めることなく継続することができました。さらにYouTubeチャンネルを活用した各学校の紹介、オンラインを活用した学生達の交流会など、各校がコロナ禍に負けず、活動を続けおり、全国的にも関心を寄せられています。  又、新カリキュラムに向けての基礎教育検討会のメンバーにこの協議会から複数の委員が参加したことは大きな出来事でした。会員としてこのような機会を目の当たりにできたことはこの上ない喜びでした。 令和4年度は皆さん方からの質問や貴重なご意見をもとに10年を振り返り、この協議会をもう一度見直し、会の在り方を考える機会を得ました。コロナ禍であったことも、かえって各校の連携がさらに深まったのではないかと確信いたしました。  又、今年度も大阪府看護事業功労者表彰者に本会からベルランド看護助産大学校 副学校長 濱田 眞由美 氏を推薦し、受賞が決定いたしました。対面の表彰式が行われる予定です。濱田氏はこの会の設立時にともに準備委員として役割を担ってくださいました。濱田氏の本会への貢献に対してあらためて心から敬意を表します。  皆様方の協力のもと、微力ながら会長として10年間勤めさせて頂きましたことに深く感謝いたします。今後は、新会長のもとに会員皆様方の変わらない積極的な参加とご協力をいただき、大阪府看護学校協議会が益々発展・向上されますことを祈念申し上げます。